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[雑感]「また会おう」と彼は云った

 所謂『ちょっといい話』みたいな。

 近所のスーパーで買い物中、昔々の綽名で呼び掛けられて振り向く。相手を認識するまで数秒。小学校の同級生。
 正直な話まず最初にあったのは懐かしさより困惑で。僕は中学から高校ぐらいで神経症発症したとこで一旦リセットかかってるというか、1度かなり外界を遮断しちゃってた時期があって、それ以前の記憶とかもかなり飛んじゃってたりして、まあ発症してどうにか『こちら側』に戻ってくる以前のことというのは普段封印されてる訳です。なのでいきなり昔の記憶呼び覚まされると一寸動揺したりすると。

 でもまあ彼はそういう謂わば暗黒時代の中でも仲良かった相手で、それにその頃から変わらぬ『いい奴』の面影は健在で。僕も最近積極的に精神的な病みの部分をカミングアウトするようにしてるのだけれど、その辺とかすごく汲んでくれて。
 で、当時の連中とまだ交流のある様子の彼が別れ際に云ってくれた言葉が、「今ここで連絡先教え合ったりするとお互い気を遣って負担になったりするかもだから敢えて教えたりしないけど、また会おう」と。

 すごく嬉しかった。その気遣いとか、そういう、何の約束もせず、それでも「また会おう」と云ってくれること。敢えてこちらに踏み込んだり向こうに引っ張ったりせず、ただ何の束縛も無い言葉で、距離を取ったまま、それでも離れずにいてくれること。

 基本的に付き合い悪いし対人関係とか相変わらず怖いまんまだけど、それでもそのまま肯定されたようで。過去から繋がってる自分自身をそのまま認めて貰えたみたいな気分で。

 引きずってる過去は今もやっぱり一寸重たいけど、それでも毎日そうやって暮らしてる。それでオッケイなのかも、なんて。

 だからね、届かないの判ってるけど此処で云わずにいられなかったのです。

 ありがとう。また会おう。僕目立つからきっとすぐまた見付かるよ田舎だし。

 けど別に僕音楽はやってないから。っつーかもっと目立たないようにひっそり暮らしたいと思ったり思わなかったり。