05-31-2004 (月)

§ 手段を選んで目的を忘れる。

 Dvorak配列にまだ慣れていないのでタイピングが限り無く遅くなっていて初心者気分。

 記述自体の美しさとか合理性といったようなものを必要以上に偏愛する(自分がそれを行っているかはまた別にして)傾向というのは割と以前からあって、HTMLやCSSの組み方に拘泥するのもそうだし、旧字旧仮名遣いに惹かれたりするのもその表れだと思うのだけれど、W3C勧告と実際普及しているUAの実装の違いを例に引くまでもなく、『正しく定義された記述』は必ずしも伝達の媒介として有効ではない訳で。『正しく』伝えたいが為に尽くす言葉が更なる混乱を招くという罠(これは僕の能力に因る側面も多分にあるとはいえ)。
 そんなこんなで旧字旧仮名移行には二の足を踏んでいるという状況です。というのは半分以上云い訳(というか、嘘)で、実際は単に自分が勉強不足で今は無理、というだけです。いつか突然旧字体使い始めたりするかも。…例えば『丸谷君』の信頼性を判断できる程度の知識がついたら。

 ところで、『電車男』って、恋愛モノというより『ダメ男の成長物語』という側面で共感を呼んでる(呼んでるのか?)と思ったんですが。…けどあれに「感動した」って人はきっと『電影少女』とかでも感動しそうだし(根拠薄弱な直感ですが)、やっぱ恋愛モノなのか。いやまあ別にいいんですけど。
 あ、けどそもそも『電影少女』だって『恋愛モノ』と呼ぶには抵抗あるかも。『Boys be...』を恋愛漫画と呼びたくないのと同じような意味合いで。男の子の願望充足漫画だよな、というのは余談ですが。(6/2)
 僕ですか?僕は一寸感動しちゃいましたよ。スレ住人の応援と祝福っぷりに。

05-30-2004 (日)

§ 言葉と文法とIME、そしてキー配列。

 HTMLやCSSなどで『標準』にこだわっていたのが嵩じて、というか、最近また『文法』というものについて考え始めていろいろと旧字旧仮名遣いのサイトなど巡り出してしまい、そのついでに様々なIME用の辞書ファイルが出ているのを発見したり、更に入力方法のことなど考え出してNICOLA(親指シフト)を検討してみたりしつつもハードウェアとの兼ね合いに問題を感じて悩んだり。そんな折にDvorak配列を発見、というか再認識してMacでは簡単に実現できることを知ったので早速導入してみることに。
 とりあえず現状ではQWERTY配列が身体に染み込んでいる為、ものすごく入力が遅くなっています。が、意外にストレスは感じず。「使用頻度の高い文字を中段(ホームポジション)に集中させてある」というだけあり、明らかに指の運動量が減っているのを実感。中段左側に母音が纏まっているので、特に左手は殆どホームポジションから動かないぐらいの勢いで。慣れてきたらたぶんほんとに快適になりそう。最大の問題としてキーボードショートカットの位置が変わるというのがあるのだけれど、なんとMacではコマンドキーを押している間は配列がQWERTYに戻る『Dvorak-Qwerty』なるキーボードスクリプトが標準装備で無問題。久々にアップル見直しましたね。OS Xでもちゃんと引き継がれてるといいんだけれど。
 そんなこんなでまだ実用レヴェルの速度には到底達していないものの、Dvorak配列、かなりいい感じです。おすすめ。

 修得が一段落したら旧字体変換とか手を出しちゃおうかな。それともNICOLAのコンパネ入れるか。ってほんと脇道逸れまくりですね。人生の。

05-28-2004 (金)

§ デッドマンデイズ、ではなく

 明日と明後日に出費の予定があるので支出を抑えて生活し、ある程度の余裕を見込んでいたら。そう、ミッシェルも歌っていた。忘れかけてる頃やつはフラッと来て言うのだと。「新聞の集金です」。
 予定はいつだって狂いがち。

 そんな訳で時々狂いがちな僕は毎日いろいろな錠剤を飲む必要があって、そんな中で水無しで錠剤を嚥み下す習慣が付いてしまったりもしてよくないのだけれど、恋人の家での話。
 雑談の最中に薬を飲み忘れていたことに気付いて、「あ、薬飲まなきゃ」と云うと、恋人が「じゃあ水持ってきてあげる」と。因みに恋人は健康人なのだけれど『薬を飲む時は水で』というのを忠実に守っていて、その場に珈琲やお茶等の飲み物があっても必ず態々水を差し出してくれる。というか、水で飲まないと怒る(実際、薬の種類によってはカフェイン等と同時に摂取するのがよくないものもあります。当然ながらアルコオルなどは論外。また、水無しで飲むと食道等に炎症を起こす可能性もあるので、薬は水または白湯で飲むのが正解です。要するに、恋人が正しい訳です)。
 さて、恋人がコップに水を汲んできてくれて雑談再開しつつ僕は携帯していた錠剤を掌にあけて嚥下。話の続きを喋ろうとすると。

 「水飲めよ」

 怒られました。あまりに自然かつ完璧に人の好意を無にする習慣の力。というか、いつも心配かけて申し訳ない。いやほんとに。

 バグ対策でスタイルシート少しだけいじってみました。改善されるといいのだけれど。他にも文字色とか少しだけ。

05-27-2004 (木)

§ ほんとはblogもやってみたいんですよ。

 と、一寸心の呟きも入れつつ。やらない理由は長くなる割につまらないので略。

 買い物に行った先に喫煙所があったので其処でどうしても煙草を喫いたくなり煙草入れを見ると何故かライターが入っていない。ので、暫く躊躇った後意を決して(無用な行動力発揮)最も近くで喫煙中の中年婦人に「申し訳ありませんが、火を貸して頂けませんか?」と。快くライターを手渡してくれた御婦人は僕が煙草に火を付けるや否や「あ、そのライター返して頂かなくて結構です。よかったら差し上げますよ」と。
 …えーと、僕はそんなに貧しそうに見えましたか?それともあの慌て振りは「こんな怪し気な男の手が触れたライターなんてワタクシもう触れませんわ」とでも?仕種が潔癖性っぽかったし(勝手に見た目で判断)。
 いや確かに自分の見た目が如何わしいのは自覚しておりますよ。金髪に派手な帽子被ってピアスぶら下げて昼間の威刀妖渦堂に訪れる年齢不詳の(と自分で云う)男に話し掛けられて警戒するお気持ちも理解はできるつもりですよマダム。けれどもそれはちょいと人情味の無い、世知辛い応対ってもんじゃありませんかどうですかというかそれより田舎の珍走団のような宛て字はやめましょう自分。というかそもそも下駄履きなのが悪かったのかも、と後で気付きました(5/28)。

 結局ライターは頂きました。まあ、『物に罪は無い』というのが信条ですから。

 微少柔軟社に対して一寸妥協してみました、スタイルシート。ただ如何せん我が家で確認ができないので、ちゃんと効果があるのかやや不安。そしてOperaやSafariへの影響も未知数。御教示頂ければ幸いです。あと…ものすごく不安なネスケイプ4.7とか。
 因みに、少しだけ色味が変わったのは単に背景画像の色を変えただけです。

05-26-2004 (水)

§ ゆらゆらエンペラーは半壊中。

 ふれる、という意味が少し解ったような気がした。物理的に離れていても、単なる電気信号を媒介にしても。
 だからこそ、僕たちはこんなにも遠くで。

 脳内セロトニン濃度がやっと平常状態ぐらいにまで。『落ち込む』とか、『ロウ』といった直感的な表現がまったく力学的アナロジイと一致するのには驚くばかり。支えが無い状態で、力が足りなければ、『低い状態』に『落ちる』。落下は短時間で、登るには力と時間が必要で。
 落下分のエネルギイで、何か壊せる?

 ところで。
 t.A.T.uのブルネットの方(ジュリア?ユーリア?)が妊娠、っての、あんまり騒がれてないのはやっぱりブゥムが去っちゃったってことなんでしょうかね。個人的には軽く衝撃的だったんですけど。相手の男のことはこの際どうでもよくて、単に「お前ら2人でできてたんじゃなかったのか?」と、それだけなんですが。あれだけラヴラヴっぷりを全面に出してたのに他の男と子供作ってたのか、と。まあ百合的に解釈すれば「とりあえず子供が欲しかったから」ってのでスルーしちゃってもいいのかもですが。これでほんとに「子供はレナ(レーナ?)と2人で育てる」とか言い出したら応援しますけどね。
 …とか書いててなんかネタ(というより自分自身か)の野暮ったさにうんざりしてきました。そうか、だからみんな騒がないのか。
 ついでに。オフィシャルサイトにはこの件について一言も無いというのがまた。そもそも2月で更新止まってるし。やる気無さそうだなあ。

05-25-2004 (火)

§ 世界のすみっこで標準化を叫んだり。

 割とW3C原理主義っぽくHTMLやCSS組んでるんですが、実際どのUAにもそれなりに実装の不備やらバグやらがあっていちいち対応してられません、ってな感じでwin+MSIEなんか知らないよ、というスタイルシート構成になってるのですが、他のUA(CSS2対応)で概ねちゃんと表示されてるとはいえ、シェアを考えるとなんだか『周りが大阪人ばかりの中で1人「こっちが正しい日本語なんだよ!」とか主張してるうざい人』のような滑稽さも漂っていたり。いや、別にwinIEでもネスケイプ4(これも視覚系ブラウザとしてはどうかと思います。実装の半端さ加減が)でも単にスタイルシート読み込めないだけで頁自体は読める筈なのでそれはそれで問題無し、というか、『文章を読む』ということに関して不具合は無いように作ってあるつもりなのですけど。
 けどやっぱりただでさえ少ない閲覧者の半数ぐらいが読み込めないスタイルシートってのもどうしたものかと思う今日この頃。「W3C準拠で作ってんだからオレは悪くない」ってのも、力尽くのデファクトスタンダードとは別の意味で厭な感じがするな、と気付いてしまって。

 そんな訳で新しく作る予定のイラストサイトのデザインをどうするかで行き詰まってみたりする今日この頃。

 ちなみに更新が滞ってたのは単に体調を崩してたからです。特に何かしてた訳でもなく。久し振りにカール食べたら『当たり』が出てきたりとか、その程度(どんな程度だ)。

 ところで某映画を観た人たちの何割かがその後本屋に赴いて、その内数%が間違ってハヤカワの方に流れてこっちを買っちゃって読んでショックを受けたりしないかなあ、などという夢想に1人ほくそ笑む僕は世をひねているんでしょうかね。

 後日この日記を読んだ恋人がまず題名を見て「あ、『世界の中心で愛をさけぶ』?」と。
 ……えーと……なんですかね、『まず隗より始めよ』って感じですか?一寸違う?

05-22-2004 (土)

§ ずー。

 先日ズーラシアに少しだけ触れ(かけ)ましたが、横浜にはもう1つ、もっと歴史の古い動物園があります。それが野毛山動物園。昨今なんやかやと賑わって騒がしいみなとみらい地区とJR線を挟んで反対側、あんまり小綺麗でない方に。規模や面積はズーラシアとは比較になりませんが、近くには公園や展望台(高台なので)、図書館などがあってだらだらするには好適な環境。何より僕と恋人がこちらを主に利用するのは入場料が無料という点が大きく。公園から動物園回って展望台に登って図書館で一休みして、全て無料という、正に我々の為のデェトスポットかというぐらい。実際地味な割にカップル客は多いようです。オカピはいないけれどレッサーパンダはいるし。
 ただ、古式床しい動物園だけあって、檻が狭かったり動物たちの平均年齢も高いようで、19歳のライオンがのっそり寝そべっていたり(狭いのでかなり近くで見られる)して、こう、どうしても哀感とかそういったものも感じてしまったり。かなり前になりますが、象の『はま子さん』が老衰死したというのを知った時もショックでしたし。今でも空になった象の檻(実際には完全に遮断されてはいないので檻と呼ぶのは不適当でしょうが)の近くでは寂しい思いになります。

 で、まあ実際利用者として、というか、お気楽なおデェトで檻の中を覗き込む見物人としては、自然がどうとか云える立場じゃないし、動物園に居るのと野生の中に居るのでどちらが動物にとって幸せかなんてことは考えるのもおこがましい話ではあるのですけれど。
 鉄の柵や分厚い硝子に守られて好奇の眼でかれらを覗き込む時、こちらを見返すその眼には当然のことながら感情を読み取ることなどできなくて、もしも檻が無かったら恐怖と敵対心しか持ち得ないであろう僕は、戸惑ったりもするのです。で、無意味に暗い表情をして恋人に心配をかけたり。いつもすまん。

 一寸鄙びたラヴラヴデェトスポット野毛山について書くつもりが、いまいち収拾付かなくなってきたので今日はこの辺で。たぶんこれからも度々行くでしょう。年老いたライオンが生きているのを確認して、少し安心したりするのでしょう。なんとなく、思い入れのある場処です。

05-21-2004 (金)

§ ドラクエ風

 こいびとが あらわれた!
 こいびとの こうげき!
 つうこんの いちげき!
 しかし、シダはひらりとかわした!
 シダは メダパニをとなえた!
 こいびとは こんらんした!
 こいびとは こんらんしている!
 シダは あまいことばをささやいた!
 こいびとは まだまよっている!
 シダは さらにあまいことばをささやいた!
 こいびとが なかまになった!

 …そんなこんなでどうにか関係修復。いや、結構必死だったんですが。最初の一撃でとどめ刺されるかと思ったし。危ない危ない。

 そんなこんなで、落ち込んだりもしたけれど、わたしは暢気です。や、もう一寸危機意識は必要かと思われますが。別の部分で。

05-20-2004 (木)

§ くー・ど・ぐらーす

 オカピ情報に精通していると云われたシダタクマですこんばんは。とテキストサイトっぽく。

 ズーラシアネタで何か書くつもりだったような記憶もあるのですが、恋人と喧嘩してそれどころじゃありません。ただでさえ脳内セロトニン濃度が低め安定でまともに動けてないこの頃、自分を誤魔化す余力もそろそろ無くなってきてるかも。久々にメンヘル系に行っちゃうかも知れません。或いはメルヘン。

 なんで雨が止まないのか、などということに腹を立てたりしています。
 願わくば、とどめの一撃は晴れた空の下で。

 自分の未成熟ぶりに反吐が出そうです。

05-19-2004 (水)

§ 無呼吸連打リング

 今日は楽しい通院日♪ということで病院へ。具合があまり良くない時には自分の具合の悪さを上手に伝えられない、というヂレンマを再確認。いい加減患者としての経験も長いのだけれどな。まあ患者スキルがあまり上がっても嬉しくはないとはいえ。

 出典は忘れたのだけれど、百足に「何故お前はそんなに多くの足を間違えずに動かして歩けるのか」と訊ねると、百足はその質問に初めて己の足の動きを意識し、混乱した挙げ句結局歩けなくなってしまう、というような話が何処かで。
 百足ならぬ二足歩行の僕も、時に意識し過ぎて歩き方が判らなくなる、という話は以前に書いたりしたのだけれど、歩き方に留まらず時々ふと呼吸の仕方を意識して息苦しくなったり。元来情緒不安定で寝付きもよくないのと、妙なところで自己コントロォルに拘泥する性格の所為で、リラクゼーションとか瞑想とかそういった類のものを調べていた時期があり、その時に調べた『正しい呼吸法』というのを不意に思い出して「あ、今の呼吸はよくない」などと思ってしまうと一寸面倒なことに。ゆっくり腹式呼吸で吸って、止めて、吐いて、とそれだけで頭がいっぱいに。それで終わるならまだしも、だんだん頭の中の『理想のリズム』と実際の呼吸が合わなくなってきたりして軽く呼吸困難。1度深呼吸して御破算にしてからまたやり直したり。
 流石に考え過ぎて息が止まって酸欠で死亡、とまでは至らないのが幸いだけれど、もしかしたら僕はこう、普通に『生存する』能力が低いのかも、などと感じたりもする今日この頃。現代に生まれてよかった、と結構真剣に思う。文明万歳。本能なんて知りません。

 上で触れた『以前に書いた歩き方の文章』をたった今(5/28 AM00:40)読み返したら呼吸のことも書いてありました。内容の一部を抜粋してやや細かくしただけじゃんこれ。凹み。

05-18-2004 (火)

§ ダメダメでもダメじゃないなんて思い込んだらダメかも。

 いろいろとダメな気がしますが、もうかれこれ10年ぐらいダメな気がしたまま生きてきているので、思った程ダメでもないのか、もう本当に手後れなのか。いずれにせよ絶望とか荒廃とか頽廃とかで自分が死ぬことは無いのだろうな、という実感は保ち続けてて、「ああ、また一寸セロトニンが不足してきているのかな」と思う程度ではあるのですけれども、外的要因がそう悪くもない現状にあって精神状態だけがダウン傾向にあるというのはどうにもむず痒いような、はっきりとした不快感にさえならないほんのり鬱。

 割に近場の広い公園では大きな池に鴨やら鯉やら亀やら棲息しており樹々は暑苦しい程に光合成、雨上がりの湿地に群生する蘆の類の伸びっぷりには軽く脅威感を覚えたりもして、ついでに人の侵入を拒むが如き叢の手前には「マムシ注意!」などと書かれてるし林の中に申し訳程度に木で組んだ階段は滑って危ないし灯りが少なくて夜は本当に危険だしどうにも郊外の住宅地に隣接した憩いの場とは思えぬ雰囲気を随所に醸し出しているのですが、そんなワイルドで危険な香り漂うオトナの遊び場で恋人と戯れたりして好きですヨコハマ行きます投票。もうすぐ参院選ですね。どうも自民と民主のどっちに入れても消費税引き上げはあるらしいですよ。二大政党制になると結局困るような気がします。

 それにしても最近日が長くなりましたね。暗くならないうちにお腹が減るし。

05-16-2004 (日)

§ 剥がれの粘菌術師

 題名に意味はありません。最近内輪で(というより僕1人で)流行ってる文字の入れ替え。『ドラクエゴンスト』とかそんな感じ。

 昨日の補足。指摘されるまで気付かなかったのですが、『JUNE』がありましたね。自分内部ジャンル分けでは『やおい』に入れちゃってたんですが、性描写に関する態度の違い(どの程度性描写に依存するか)、というのは重要。JUNE<やおい<BLで、百合に対応するのはやおいでなくJUNEだ、という指摘はかなり示唆的でした。
 ってかね、昨日の時点でJUNEを完全に忘れていたというか、意識から追い遣っていた自分の思考回路にはもしかしたら無意識の抑圧とかあるのか、とか、一寸気になったり。
 取り敢えずこのことで多少視界が晴れて、けどその分壁もはっきり見えてきたような気がします。まあ今眠いので、気がするだけかもですが。

 カラオケで『smells like teen spirit』を初めて歌ってみたら、なんか妙な違和感。teen spiritなんて持ち合わせてた試しが無いから、なのか。レディオヘッドやスマパン歌う時にも微妙に違和感(自分が歌うことに対して)は覚えることがあるのだけれど、それ以上に。曲自体がキャッチーで割と受け容れ易いから余計、なのかも。それとも単に現役の頃にニルヴァーナあんまり聴いてなかったからだけか?
 なんとなくですけど、歌が上手くなりたいなあ、などと思ったりする今日この頃。逃避の表れ?

05-15-2004 (土)

§ プーロンズ・ゲート

 コンヴィニエンスストアにて『プーロン茶』なるものを発見、あまりの命名にこれは買わざるを得ないであろう、と即座に判断。包装に「プーアル茶+ウーロン茶」と書いてあるのを見るまでも無く、あまりに直球かつどうにも力の抜ける発音の商品名に一目惚れ。発売元のニュースリリースによればプーアル茶とウーロン茶をブレンドした中国茶であることをストレートに表現するための命名だとのことだけれど…ストレートすぎです。僕は烏龍茶も普耳茶(本当は『普』に『さんずい+耳』と書くのが正しいらしいですが、日本語フォントでは表記できないようなので、此処は慣用表現で)も好きなので美味しいと思いましたが。けど「ぷーろん」って。

 一寸オタク話題。『やおい』『BL』『百合』とかそういったことなので興味が無い人には理解不能かとも思いますが個人的メモ。
 かなり前から『やおい』というもののことを考えていて。まあ単純に自分の興味というか趣味の範疇なのだけれど、少し前に市場を拡大してきた『BL』というのはそれ以前の『やおい』似て非なるもの、というより本質的に異質なものなのかも、と。で、市場という側面から見たら古典的『やおい』は『BL』に駆逐されつつあるというか、駆逐されちゃってるような気がして。まあ市場がどうとかってのは個人的にはあんまり興味が無いとはいえ、例えば同人の現場なんかをちょろっと垣間見ても現状『BL』がすっかり定着した感が。で、『やおい』と『BL』がどう違うのかと問われれば、僕の見解では『百合』と『レズものポルノ(レズビアン向けポルノに非ず)』と同程度には違うんじゃないかという、これまた判らない人には理解不能な説明しかできないのだけれど。取り敢えずこの辺のキイワードや見解に関しては『Kaoristics on WWW』のこの頁に多くを負っているので参照頂ければ話が多少理解し易くなるようなならないような。
 そんなこんなで一昨年辺りからやおいと腐女子についていろいろ考えると予想以上に大きな壁に突き当たっていて、目下は百合の動向が気になっている状態。百合萌え男子とやおい腐女子の間には接点或いは交点があるのか?などと。まあ僕も御多分に漏れずマリみてのアニメとか見ちゃってたりしたし。

 ともあれ、いずれにせよ高河ゆんはすごいよなあ、などと最近改めて思ったりもするのでした。と結論は投げっ放しで。

05-14-2004 (金)

§ モデム交換その後。と、20年

 昨日の日記を書いた直後に1度接続が中断。文章の中にモデムの気に障る内容乃至は表現があったようなので、当面モデムネタはやめることにします。

 偶然立ち寄った書店で楠本まきの画集『Two Decades』と出会ってしまい動揺。存在は知っていたが実物に出会うまで会えて見ぬ振りをしていた、というか、書籍(に限らないが)を注文して購入する、ということを滅多にせず、店頭で現物に出会った時に買う主義(という程大したものでもないが)なので。とはいえ手許不如意のこの頃、書店で金4800円の不意打ちには即座に対応できず、後ろ髪引かれつつ退却。今度行く時まで残ってるといいのだけれど。
 それにしても、楠本まき、もうデヴュウ20年なのかあ、と。自分が『KISS××××』最初に見てハマってたのももう10年以上前だし。なんだかそう思うとやけに時の流れを感じたりして目眩に襲われたりします。最近のバンギャルとかゴスロリちゃんとかってどんな漫画読んでるんだろう、とか思ったり。別にそれほど興味があるという訳でもないんですが。

05-13-2004 (木)

§ モデム交換

 このところの不安定な接続状況の原因はどうやらモデムにある可能性が高いということで、ISPからの報告通り本日飛脚の人が新しいモデムを届けてくれる。今まで使っていたものはその場で回収。我が家のPCと相性が悪かったのかいろいろ不具合もあり、サポートセンターの指示に従って多少手荒な躾をしたりもしたのだが、もしかしたら結果としてそれが我々とモデムの間に決定的な溝を作ることになってしまったのかも知れない。接続を外し電源を抜いて梱包し飛脚の人に渡すまで、古いモデムは反抗的な様子を見せることも無く、かといって何らの未練や執着も表さず、詰まるところ正に『うちのものではない』レンタルモデムらしい態度を貫いたままで去って行った。
 印鑑を捺して飛脚が帰った後は早速新しいモデムの接続。慣れない家で落ち着かないのか頻りにホストと通信を行っている様子だが、IP電話の調子がどうもよくない。サポートセンターに訊いてみたところ、最初の数日はIP電話までは手が回らないことがあるらしい。厳しい躾が必ずしも奏効しないことは前回学習済みでもあるし、PCの方とはそれなりにコミュニケーションが取れているようなのでひとまずは良しとする。

 その後出掛けて夜半近くに帰ってきたところ、まだIP電話に手こずっているようなので、様子を伺いつつ再起動してみる。と、数分後には無事に接続完了。まだ1日目なので何とも云えない部分もあるが、無駄吠えもしないようだし、気性の穏和しいモデムのようだ。レンタルとはいえ、今度はいい関係を築けるといいのだが。

05-12-2004 (水)

§ アトピーと更新

 季節の変わり目と僕自身の不摂生に乗じて最近勢力を強めつつあったアトピー性皮膚炎がこの数日で一気に攻勢をかけてきた様子。顔と首と手足と背中と腰、要するにほぼ全身がかさついて痒く皮膚がひび割れひりひりと痛み、ついでになんか体液が浸み出してくるという、こう描写してみると流石に実際以上に厭な感じですがまあそれなりの惨状、尚且つ消化器系の不調もあり何かもう呪いでも受けているかのような気分で安眠もできないのでつい起き出してウェブ見て回ったりするとまた不摂生が重なるという悪循環。
 だったのですが、夕方からは恋人に呼び出されてふらふらと出掛けてみたりしているうちに消化器系の方はだいぶ回復、久々にちゃんと食事もまともな量を摂って少しは明るい明日が見えてきたかな、などと惚気てみつつ向いてるのは明後日の方角。

 で、サイトの方にも最近素敵な反応を頂けたりしているので調子に乗っていろいろ書いてみたらなんだか激しく方向が違ったものに。まあこれも勢いということで『落書』の雑感を1つ追加。更に勢い付いて以前に書いていた詩もどきを適当に見繕ってやはり落書の頁に。結構一気に更新しましたよ。ネタは大半使いまわしだけど。

 そしてまた夜更かしになる訳です。やれやれ。

05-10-2004 (月)

§ 大気圧依存

 なんだかんだとやっぱり低気圧の日には体調があまり優れない様子。午前中こそどうにか耐えたものの夕方からは眠くて眠くて眠くて眠くて(以下96文字略)もう。眠い身体と頭に鞭打ってスーパーへ買い物に出掛けたはいいものの、牛乳が安くなってなくて少しがっくり。
 買い物といえば先日CD屋で捨て値の輸入盤をいくつか見付けて購入。no doubt『RETURN OF SATURN』、pearl jam『no code』そして『バットマン&ロビン』のサントラ合わせて1500円也。とても21世紀とは思えない品揃えでまあ1枚500円もむべなるかな、という感じでしたが、実際聴いてみても、まあ妥当な値段だったかな、と。買って損したとは思わないけれど。どうせスマパン目当てでサントラ買って、他のはついでだったし。これでpearl jamがもっと初期のやつだったらよかったんだけどな。

 スタイルシート少しいじって、CSS Level2未対応のUAではスタイルシートを読み込まない(読み込めない)ようにしてみました。中途半端な実装でレイアウト崩れるよりは最初からHTMLだけで見た方が読み易いかと。どうせテキストサイトだし、文字情報は変わらないので無問題と思いますが如何か。というか、最初からテキストのみ、と開き直ってるからできる芸当なんですけどね。

 接続頁も新設。これでやっと全部の内容揃った…のか?

05-09-2004 (日)

§ 雨の日は街が溺れて

 恋人の来訪に備えて多少なりとも部屋を片付けなければ、片付けよう、片付けたい、片付くかな、小人さんが片付けてくれれば…などと思っているうちに当日になって結局散らばった洗濯物と古新聞の何割かを適当に移動させただけで終了。それでも「今日は片付いてる」という御言葉を頂く辺り普段の生活は推して知るべし、というか。
 中華街のお土産ということで七宝焼の小さな金魚を貰ったのだけれど、何に使うか思案中。焼物だけに壊れるのが心配で、携帯ストラップなどには不向きだろうし(特に僕のような粗忽な人間が持つには)。いっそキャッチを付けてピアスにしようか、などと。相当派手ですけどね。

 夕暮れ、細かい雨が糸のように降り続けている中を歩いていて、ふと沈黙。「静かだね」という恋人の言葉に初めて静寂を意識。ホワイトノイズのような雨音。他の音は水に溶けてしまったようで。駅前に出ればまたすぐに街の喧噪は戻ってくるのだけれど、ひとときの静寂は水の中のようで、雨の中歩く不快感もその時だけは忘れられたり。

 妹の友人が猫の里親を探しているとのこと。詳細は解らないのですが、神奈川近郊までいらっしゃれる方で興味をお持ちでしたら、御連絡下さい。取次ぎます。

05-07-2004 (金)

§ 後悔後の祭り。

 サポートセンターから詳しい状況質問のメール到着。しかしこちらから問い合わせをして以降、何故か何事も無かったかのように回線が安定してきているので逆に一寸困る。IP電話でも問題無く長電話。(と、書いていたら切断された。何故か安心してサポートセンターにメール返信)

 小さな小さな羽蟲が視界の隅を飛んでいるので、手を伸ばす、と、すり抜ける。もう1度掴もうとする。逃げる。弱々しく飛んで。半ば意地になって掴む。
 掌に残る、焦茶の染みとつい先刻まで翅だったものの残骸。こんなにも簡単に、命は壊れる。後悔はしても無駄なのだな、と思う。塵紙に包んで、捨てる。

 『ラブひな』の『ひな』は『ひなた荘』の『ひな』だったのか、と今更不意に気付いていろいろなレヴェルでがっくり。下らなさとネタの古さと、こんなことに態々気付いてしまう自分自身に。因みにヒナ(或いはヒネ)はマライ−ポリネシア神話における地母神にして死を司る女神、日本神話での伊邪那美に当たる。というのは津原泰水『妖都』からの孫引き。ついでに『雛』は鳥の子、または小さなもの、人形など。これが『鄙』だと「鄙びた」などと云うように田舎の意から、また蝦夷(えみし)を表したりもするらしい。これは『広辞苑』から。
 とかトリヴィア(triviaは『ささいなこと、雑学』などの意)並べてフォロウしようとしても駄目ですか。駄目ですね。『ラブひな』とか出てくる時点でもう…少し自分が厭です。

05-06-2004 (木)

§ 睡魔。

 ひたすら尋常ではない眠気を覚えていたか、実際眠っていたか、どちらかでした。

 眠気を覚えつつサポートセンターにメール送信。

05-05-2004 (水)

§ 雨→晴れ

 睡眠不足気味なのでこのところ早め(午前1時ぐらい)に寝るようにしているのですが、そうすると5時頃に目が覚めてしまったりしていまいち疲労回復できず。なので今日も早めに寝ることに。気が向いたら追加するかも。(結局追加しませんでした。5/8)
 朝方から雨だったのでまた左耳にてるてる坊主を装備して出掛けてみたら夕方には雨が上がって。効果があるのか?などと思ってみたり。

05-04-2004 (火)

§ アクティヴェイト

 朝から起きて昼に上京、触発する人に会う。触発する人は触発する言葉をたくさん持っているので僕はよく触発されるのだけれど、必ずしも総てが形を成さないのは僕がしばしば布団の中で考えを巡らせているからで布団の中で巡らせた考えは睡眠に溶かされて形を失いがちだからでそうすると残るのは触発された感覚ばかりでどうにも外部からは見えづらいのだけれど触発する人はきっと僕以外の人も触発していることと思うのでまあその辺は役割分担だとか勝手に云ってみる。そして1年程前と比べて「外見が変わり過ぎて判らないぐらい」と云われる。
 夕方は地元近くに戻り一瞬の甘い逢瀬。甘い逢瀬の前にはそれなりに段取りがあって神経を使ったり思い悩んだり嘆いたりということもあったのだけれど逢瀬が甘ければそれでいいような気になってしまうのでこうして続いていくのだろうと予測。こうして続いていくのは悪くないとも思い。
 夜は有能なる友人を夕食に誘致。有能なる友人は有能なので突発的な誘いの電話でもしっかり段取りを付けてくれるのだけれど突発的に降り出す雨だけは流石にどうにもならず。昨日新調した携帯用の傘、早くも初仕事。話し込むうちに雨は上がるが車で送って貰えて有り難し。

 煙草を1箱半消費。

 今日の一致した見解。「テキストサイトなんだから文章読めりゃいいだろ」。

05-03-2004 (月)

§ 切断

 ADSLモデムの調子が悪い、或いは接続状況が悪い所為だと思われるのだけれど、頻繁に接続が切れる。数十秒から1分程度で復帰するのでネット接続が切れるのにはさほど不自由を感じないのだけれど、IP電話での通話が切れるのは困る。苛立つ。腹が立つ。

 通話が切れる度に、云わなければいけない言葉まで切断されるようで、切断された云わなければいけない言葉は切断されてしまったのでもう何処かへ行ってしまって、そうすると言葉だけに留まらず他のいろいろなことまで切断されて何処かへ行ってしまって届かなくなるような気がして、僕は煙草ばかり喫っていて、困って黙り込んでしまうと今度はその沈黙さえ切断。

 連休明けにはサポートセンターに連絡することにする。

05-02-2004 (日)

§ 今夜は朝から夜だった

 朝から遊びに行く為に昨日までいろいろ予定を調整していたのに夜明け前まで眠れず、目が覚めたら夜でした。いくらこのところ不眠気味とはいえ、眠れないからといってPC起動してはいけないという教訓。
 というか、単に改めて己の阿呆ぶり、自己管理能力の欠如を露呈して再確認というだけのことでした。もう少し学習能力が欲しいところ。もういい歳なんだから。

 アクセス解析呼び出しのタグがHTML4.01準拠でなかったのを修正。実際UAの実装レヴェルとかこのサイトの閲覧者層から考えてもさして問題になるとは思えないのだけれど。この辺の神経質さもある意味で頭の悪さを表しているような。CSSも多少変えましたが見た目はほぼ同じはず。表示がおかしかったらリロードしてみて下さい。

05-01-2004 (土)

§ 髪を変える

 脱色したり伸びたり別の色で染めたり切ったりしているうちに髪の色が斑になってきて、それはそれで馴染んでいたので構わなかったのだけれど、周り(約1名)の「染めろ」という声もあり、後はまた気紛れというか、さして理由も無く、脱色剤を買ってきて髪の色を変えることに。以前2度ほど脱色した時はギャツビーの『EXハイブリーチ』を使っていまいち抜けなかったので、今回はパルティの『メチャフラッシュブリーチ』使用。あからさまに女の子用なパッケイジと(他と比較して)やや高めの値段に若干の抵抗はあったものの『メチャフラッシュ』などと多少言語感覚に突っ込み入れたくなるような謳い文句を付けるだけのことはありかなり強力。毛先が傷んでいる様子だったので、今回は先に脱色してから髪を切ったのだけれど、残した(ほぼ黒だった)部分もかなりちゃんと金髪に。切り落とした先端部分は完全な金髪。やはりこの手の商品はギャル向けが正解なのか。

 そんなこんなでまた見た目若返った様子です。
 というか此処数年良くも悪くも歳を取っているという実感が無いのは単に麻痺しているだけなのか、成長していないのか。30代になったら少しは変わるでしょうか。同年代の知人を見て多少焦りを覚えたりしつつも、現状では他人との比較より己のすべきことが進んでない方が問題。まずは、動け自分。

 『落書』の頁作成。過去に書いたものをいろいろと。

 アクセス解析付けてみました。取り敢えず、試験的に。