12-31-2004 (金)
§ Drink and Die
1年分一気にまとめる勢いで遊び回っています。
友人の家で忘年会をやってへべれけになった後にMarqueyさんちにお邪魔して幼児と遊んだりゲームしたり、そして帰って風呂浴びたら岩まげ丼&人生向上委員会合同オフに飛び入り参加でライヴ(Gothic Logicというバンド。格好良かったです。かなり好み)観て飲んだくれて図々しくも初対面の人の車で送って貰いその後はこれから年越し蕎麦大会へ。仕事だったら絶対こんな過密スケジュウルは組みません。これで年始の親戚回り終わったら倒れる予定です。
でも今だけは何だか非常にいい気分で。遊び方面に関しては、詰め込んでるからという訳ではなく、すごく充実してる感じ。……蝋燭が消える前の最後の輝きか?
一応倒れる日数も計算しつつ怒濤の年末年始。しかし年賀状書く時間を計算に入れてなかったことに今更気付いてみたり。
えーと、返事は出します。きっと。松が取れる前には届くように。
やっぱり結局どっか抜けてるんですね。まあいつも通りということで。よいお年を。
§ 私信
自分でね、ほんと言葉の使い方とか下手だと思うんですよ。もう少し正確に云うと、考えとか思いに言葉が充分ついてきてない。だから言葉を重ねてもいつも足りない感じで。
それでもソナーの探査音のように僕は言葉を打ち出して。響いて帰ってきたら、それはとてもうれしいことなのです。
だから。
僕の言葉が響いたとき、響いた場処からエコーを返して下さい。
仮令ネガティヴでも、『響いた場処』からの言葉ならばそれが正しいエコーだから。僕もちゃんと聴き取れるように耳を澄まして。
綺麗な立ち回りとか、言葉を飲み込む思い遣りとか、少なくともこの場処でだけは、僕はそれを求めずにいます。たぶん此処はその為の場処なんだろう、と思っています。
「書きたいと思ったから」
それで正解です。きっとそれが僕の欲しかったもの。
と。
僕も「書きたいと思ったから」勢いで書いちゃいました。
12-27-2004 (月)
§ 咲いてベイベェ
友達の妹の元カレが出演してるという何だか遠い繋がりでヴィジュアル系のイヴェントに行ってきました。
やー、世代を感じたというか。もっと客層真っ黒かと思ったらそうでもなくピンク系も結構いて。ヘドバンはまあ判るけど、『咲く』っての初めて見ましたよ。話には聞いてたけどほんとにぱあっとやるもんなんですね。後はぐるぐる回ったりとか、最近のコジャレ系ヴィジュにはとんと疎いので新鮮でした。
出演バンドが矢鱈に多い分1バンドの時間が短くて1曲やって煽ってお終いみたいなのが見られたりしたのは一寸残念。もっと普通に曲を聴かせて欲しかった感じもあったり。友達の妹の元カレ(やっぱ遠いよな)のバンドは割と重たい感じの音で異彩を放ってて結構いい感じだったのだけど如何せん時間が短いよなあ、と。もう一寸聴きたかった感じがします。
で、適当に観た後はお友達組で飲みに。久々に結構アルコホル摂取した割に、ビールとか醸造酒を飲まずサワーと焼酎のみだったのでいい酔い加減です。多少ろれつ回らなくなったりしてましたが。
帰ってきてからは年賀状の原画描き。なんかあっという間に出来上がっちゃいましたが酔っ払ってるので出来の善し悪しは判別できず。明日酔いが醒めた時に大丈夫なようなら本格的に印刷入ります。素面の目で見たら全然駄目という可能性も。
年末年始の過密スケジュールを考えるともしかしたらこれが今年最後になる可能性も。
こうして記録されて過去になったいくつかの出来事、記録されないまま過ぎていった無数の出来事にひとまず告別の挨拶を。
いつかまた、永遠の向こう、宇宙が全部一回りする時まで。
アデュ。
そして日常は続きます。
12-25-2004 (土)
§ あー。
すっかり寝過ごして忘れていましたが、あれじゃないですか、今日(というか昨日から)は耶蘇教のお祭り。こと日本に於いては商業主義の名の下に子供はプレゼントを待ち親は出費に溜め息を吐き恋人たちはべたべたして非モテは怨念の炎を燃やす日。
丸1日寝過ごして世間の親たちが子供の枕元にプレゼントこっそり置いてべたべたな恋人たちがすわここからが本番ひと勝負ぐらいの時刻にやっともそもそ起き出して後はひたすら食ってはネット巡回ぐらいしかしてませんけど、一応僕も云っときますか。
めりー。
ところでもうひとつ気付いたことが。
今年は年賀状書くつもりでいたんですけど、やっぱり元日には届きそうにないです。ごめん。これから頑張ります。たぶん。
12-24-2004 (金)
§ ゆくきんとオレ物語
2chの人々に遅れること1年ほどで、ゆっきーことyukimasa氏にハマっています。
いやもうほんとやなやつなんですけどねこれが。妄想と歪んだ認識と自己正当化と視野狭窄と電気でできてる感じ。というかまあ明らかに精神疾患かもしかしたら統合失調とかの障碍なんでしょうけど。
けどこういうネトヲチ系のネタにハマっちゃうってのはーーあんま公言することでもないんだろうけどーーすごく自分に引き寄せて見てるというか、『こうなってたかも知れない自分』を其処に見出してたりするのかもです。実際真っ当な一般の方々に比べたら僕明らかにそっちに近いし(無職だしな)。それこそ10代前半の頃は幻覚とか妄想とかありましたからね。一歩間違ってたら僕も『そうなって』たかも、とか、親近感ではないのですけど、そういう気持ちでついつい見入ってしまったりします。で、こうやって時間と体力を浪費してるんですけどね。ダメに引き寄せられてんじゃん。ダメ引力に負けてます。
つーか、ネットウォッチネタといえば自分もうすぐ某古式氏と同年代になっちゃうんだよなあ、とか。いや別にどうでもいいんですけどもね。
年ばっかり食ってもなかなか大人にはなれてないです。はふー。
久々にがっつりネット廃人気分満喫。や、ダメですね。ちょっとあれだ、もう少しまともに頑張らんと。
12-22-2004 (水)
§ ネム・リー
暇さえあれば寝てる状態を抜けて一段落かと思いきや、暇が無くても寝てしまう状態に。1日18時間ぐらい眠って、起きてる時間も無為に過ごす。夢ばかり見て、たまに起きても現実感が無い。眠りたいのか起きたくないのかももうはっきりしない。
ほんとうにかなしいのは、忘れてしまうこと。
この後を順接で繋げるべきか、それとも逆接にすべきなのか、それが判らない。
ただ、眠っています。
12-20-2004 (月)
§ ひとつの指輪、黒の剣
お出掛け先でくっちゃべりながら少し考えたりしたこと。
昔からイラストとか見て頂いてる方には判るか(そうでもないか?)と思うのだけれど、僕は根っこではファンタジイ畑というか、読書とかの原体験が割とファンタジイ(SFも一寸だけ)に偏ってて。世代的にも日本でのSF最盛期に軽く引っ掛かってるし、思春期をハヤカワと創元推理文庫で過ごしたというような。
で、勿論お約束の『指輪物語』なんかは一応通過してる(ナルニア国とかも読んでたし)のだけれど、10代最初期にムアコックの『エルリック・サーガ』とかにハマっちゃったのが躓きというか間違いの元というかまあとにかくその後の方向性を或る程度決定する契機になってるのかな、と。
『指輪』ってのはまあ映画にもなったし御存知の向きも多かろうと思うのだけれども、すごく大河ドラマ的というか、群像劇だし、優れた世界観とその中での『ひとびと』の物語で。なんというか、すぐれて『歴史的』な物語として(僕には)捉えられるのだけど、『エルリック』を始めとするムアコックの『永遠の闘士』もの、というのはそもそも既存のファンタジイに対するアンチ的な趣向というのもあって、本質的にアウトサイダーである主人公とか、全編通して破滅に向かうトーンとか(殆どの主人公は悲劇的な最期を遂げる)、当時としては画期的に暗黒面発揮してて、僕はアナキンがダースヴェイダーになるみたいにそこに魅了されてどんどこダークサイド開眼してったと。ただ、今思うとその暗黒趣味みたいなものは表面的なもので、本当に『指輪』と対照的だったのは、『永遠の闘士』シリーズが運命やら『法』と『混沌』の対立やら多元宇宙の興亡というような巨大なテーマを軸に展開しているのにかかわらず(或いはそれゆえに)、ひたすら個人的な、内面的な物語であったという点にあるのかな、と思ったりして。『反・歴史的』というか、どこまでいってもアウトサイダーの物語。その結果として主人公(たち)が逆説的にどんどん狂言回し的というか書き割りのようになっていくのは皮肉な話なのだけれど。そういった面も含めて『指輪』がファーストガンダムだとすると『永遠の闘士』はエヴァっぽいなー、などと。いきなりエヴァが原体験になっちゃう不幸というかそんな話。
そんなこんなで自分史ファンタジイ暗黒編みたいな話をしてみたものの、これが僕より僅かに下の世代だといきなりドラクエが原体験だったりして更に下だともう歴史とか世界観とか無化されてる感じで。旧世代のしっぽに引っ掛かっちゃってる僕としてはなかなか云うべき言葉が見付からなかったり。暗黒騎士がパラディンになっちゃうのはFF4だったっけ?
どうにも自分が断絶している界面をうろうろしてる気分が抜けないままミッシングリンク手探り。いつだって手を伸ばすだけじゃ形は見えないんだけど。
§ アンチ年末年始
キャッチーかつクールで品のある文章が魅力的な石倉由さんの『ish』にはいつか言及しようかと思っていたのですが、こちらであまりに直球かつポエジー溢れるフレーズを見付けたので。
もう年末年始なんて廃止して、ずっと2004年のまま13月になれば良いと思います。
素敵です。なんという潔さ。
恋人にふられて年末年始オトモダチ回復キャンペーン中の身としてはこういう記事に言及するのはどうかとも思いつつ、同記事中の「綿々と続く家族」のような不気味。肉の不快感
というフレーズになんだかもやもやした部分の芯を射抜かれてしまった気分なので。
どうせ終わらない日常なら、貴重なハレはこんなところで消費せず、ここぞという時に取っておきたいものです。まあ『ここぞ』が今度いつ来るかは別の話として。
ほんとはこちらのだっこ推進運動に加わりたい気もするのですが、スキンシップ不全症候群が再発中なので一寸辛いかも、と。
誰かハグして下さい。
12-18-2004 (土)
§ 太陽から敵性電波
ここ数日老人化してることもあり、いろいろ用事もあって午前中からまるで真人間のように外出してたりしたのだけれど。
倒れました。
いくら冬で緩和されてるとはいえ、やっぱり太陽光線には絶対悪意が含まれてると思う。サンバルカンには申し訳ないけど僕きっと太陽に嫌われてる。そんな苛めみたいに燃えてなくていいよ、と。もうそんなガッツリ半球照らしてなくていいから、って。
しかし老人だから夜は寝ちゃうし、そんなこんなで昼間は辛いし、自分生きてく能力に欠けてるとつくづく。
けど今日もお出掛けです。ムルソーの気持ちが一寸判るよ、なんてことを云うつもりさえ無いのだけれど。
今日も普通に生きてますよ。
12-17-2004 (金)
§ 早起きのオタはプリキュアでも観てろ
最近もうやたらめったら眠くてしょうがありません。下手すると20時ぐらいにもうおねむ状態です。というか昼間から眠いです。縁側で茶でも飲みながらうたた寝したいです。縁側無いけど。
そして早く目が覚めます。5時前に目覚めて寒い思いをしたりします。夜明けとともに玄関前掃いてたりする勢いです。掃除しないけど。
まあ要するに老人化が進んでる訳ですが。
その所為でローゼンメイデン観損ねました。えらく悔しいです。ええそれはもう。
生活リズム云々じゃなくて深夜アニメかよ、という感じですが、いやだって今回真紅と水銀燈一騎打ちだったのに……と云い訳する程にダメ気分は高まっていきますね。老人がどうとか云ってる場合じゃねえよ、と。
今日は寝ないで頑張ろうと思ったのになー……ふう(仕事しろ)。
12-14-2004 (火)
§ 運慶と仁王
漱石の夢十夜か何かで運慶が仁王を彫ってる話があって。
でかい鑿で迷い無くガシガシと彫ってると仁王の顔が出来てくる。で、それ見てる人が「ああすげえもんだ」とか云うと他の誰かが「や、あれは木の中に仁王が埋まっててそれを掘り出してるだけだから」とかのたまう。それを聞いた漱石(なのかどうか)は「ああそうか」と思って家に帰ってその辺の木を彫ってみたら仁王は入ってないので「明治の木にはもう仁王は入ってないのか」なんて落ちだったりする訳だけれど。
ほんとはね、きっと全ての木の中には仁王(だか何だか)は埋まってるんですよ。石の中に彫刻が埋まってたり紙の中に絵は埋まってるの。白いキャンバス(画面上でも)にも絵が埋まってて、掘り出せば出てくる。
けど盲滅法掘れば出てくるってもんでもなくて、地層の中の化石掘り出すみたいに丁寧に上手にやらないと壊れちゃったり外れちゃったりするんじゃないかな、と。
そんなことを考えていました。
運慶への道は遥か遠く。
§ 名言
ずっとへこんでた状態からやっと少しずつ復調の兆しが見えてきたようなこないような。
友達とかやっぱり大事なのかな、と思ったりします。人との触れ合いというか。リアルでもオンラインでも。
少しずつでもフィードバック返していければ。
12-11-2004 (土)
§ 透明ハイウェイ
一寸昔話でも。1900年代、21世紀がまだ『未来』だった頃のお話。21世紀になったらみんなスタートレックみたいなぴっちりした服来て機械は全部流線型になると思ってた頃、僕がまだ幼くて赤葡萄酒と『赤玉パンチ』の区別も付いてなかった頃。
『トウメイ高速道路』というのがまだ割と新しくて頻繁にその単語を聞いていた僕は何といっても世界には『日本』と『横浜』と『アメリカ』があるぐらいの認識だった年頃ですから(地理感覚の欠如は今も尾を引いている)、その響きに心ときめかせていたものです。「『トウメイ』で『高速』ってどんなすごいんだよ」みたいな。もうね、あれですよ、未来都市。チューブみたいな立体交差の中エアカー走ってるぐらいのイメージが。云うまでも無く『トウメイ』は『透明』として認識されてた訳で、そりゃドラえもんの未来に感化されてた子供としては心躍らぬ訳が無い、と。
で、そんな夢が儚く消え去ったのはいつだったか、TVのニュウスで「トウメイ高速道路がジュウタイ」だか何だかってのを聞きつけて、すわ未来都市の映像が、と慌てて見てみたらば(勿論『渋滞』なんて単語も知らない)普通の道路に普通の自動車がいっぱい、と。「『透明』でも『高速』でもないじゃん」「灰色だし」「ってかコンクリかよ?」と激しくがっかりした記憶が。その時は誰にも云わずひっそりとTVの前を離れましたけどね。『未来はすぐには来ない』という現実に触れた瞬間。
で、結局過去と地続きの21世紀。相変わらず透明な道路なんかは無いし21エモンもいなくて誰もぴっちりしたツナギみたいなのは着てなくて。でも首都圏の地下にはこんなのとかこんなのがあったりして、当時よりは確実に『未来』に住んでます。ぱそこんけーたいいんたーねっと。光線銃は無いけど細菌兵器なら。昔想像してた『未来』とは違っても、今此処にある想像以上の。
22世紀の猫型よりも或る意味なにか夢みたいな。『未来』は今も着実にやってきてますよ。
12-10-2004 (金)
§ だからベイビー僕は
どうしたらいいとかそんなことなんて知りたくはない。
ということで、有線でROSSOの『1000のタンバリン』を聴いてすっかりやられ放題。チバユウスケ素晴らしいです。お前の未来を愛してる。ってことで歌詞引用。
やがてスコールは降り止んで鳥たちはまた飛んだ
薄いビールを飲み干して鳥たちはまた飛んだ
そして見上げれば1000のタンバリンを打ち鳴らしたような星空
だからベイビー僕はどうしたらいいとかそんなことなんて知りたくはない
そんな勢いで絵を1枚描いたのだけれど、なんか全然違う感じで夜中にシンクロナイズドスイミングをしてるみたいな変な絵になってしまったのでどうしたものだか迷ってる最中。
12-07-2004 (火)
§ お絵描き再起動
どうにもこうにも最近クサクサしておった訳ですが、先日ペンタブレットが遂に壊れよりまして。弱り目に祟り目泣きっ面に蜂焼け石に水、悲しさ100倍ションボリ度200倍使って悲しい描けないタブレットとまあそんな具合で押し寄せる年の瀬には忘年会もあり、収入は増えないのに物入りであらがっくりな今日この頃(いや忘年会はそれで楽しいんですけれどもね)。
なのに。
ああなのに、ヨドバシカメラ行っちゃいました。
ペンタブ買っちゃいましたよー。えへへへへへふふふふえふうぁ(虚ろな目で)。まあ取り敢えず米と餅とチキンラーメンはあるし、このまま越冬モードです。いいんです、絵描くの楽しいから。いやほんと楽しいですよぉぉうふふうふあははぁ(焦点の定まらない瞳で、涎を垂らしながら)。
そんなこんなでイラストサイトの方も始めてみました。表紙から飛んでみて下さいませ。紆余曲折の末に結局ジオ市で。どうせならこの日記もジオにすればよかったかも。
ということで、これから年明けに掛けて付き合いが悪くなったりしたらそれは新しいペンタブ君の所為です。まああんまり声も掛からないだろうけど今から謝っときます。ごめん。
12-03-2004 (金)
§ 次の日のチクタクマン
昨日毒を吐き出した所為かよく眠れた、というか起きられなかった。相変わらず駄目。でも今日はご飯を3食食べましたよ。夕方と夜と深夜に。はい駄目ですね。
細木数子の占いの能力に関して語る言葉を僕は持たないが、ネーミングセンスは悪いと思う。というか、あまりお近付きになりたくないタイプである。まあなりたくてもなれないだろうが。
やっぱり夢ばかり見てる。目覚めてても。いやそもそも醒めてるのか微睡んでるのかさえいつもはっきりしない。それでも時間だけは進んでゆくのが救い。……救い、なのか?掬い取って下さい、僕を。『此処』から引きずり出して。そして放り投げられたその先で僕は「此処じゃない」と呟くんだ。
今も。今は昔。今はいずれ昔に。ただ記憶の中で夢と現に何の変わりが?
ああ勿論ローゼンメイデンは観ましたとも。ところでROZEN MAIDENって何語?副題にいつも出てるのは独逸語っぽいんですが。とどうでもいいことが気になるお年頃。
12-02-2004 (木)
§ チクタクマン in histeria
毒吐き。
情緒不安定。不安恐怖倦怠の中外出してバスの中でチック発症。知人の前で隠し切れないのはもしかしたら初めてかも。震え、断続的緊張状態。少しでも、一刻も早く1人になりたい。周りに人間が存在する、それを意識するだけでこんなにもストレス。乗り物の中は怖い。密集した人間を無視できない、『背景の群衆』にできないから。帰り道の開放感。1人なら擦れ違う人間もただの背景と思い込んで。ノイズなら怖くない。大丈夫。
精神科で「今の生活には(物質的に)何が足りないと思いますか?」と訊かれ、判らないと答える。生活に不足はありません。ただ、意識にひびが入るみたいに苦しいだけで。
昔誰かが「(今は)生きてるだけで辛い」と云うのを聞いて、正直少し羨ましく感じた。少なくともその人は『辛くない人生』を体験したことがある証拠だと思って。
上昇志向は無い。持ちようが無い。反発を恐れずに云えば、先天的な脚の障碍を持つ人間がスプリンターを目指さないように。いずれにせよその幸不幸は僕には判らない。
落ち着いてますよ。PCの前で有線聴きながらこんな文章打ち込む程度には。……その程度に。
それだって結局数日経てば忘れてしまうんだ。その『数日後』がやってくることに疑いも抱かず。
なんて幸福な人生。いぇい。