02-25-2007 (日)
§ 2月を逃がしながら
相変わらず更新が滞りがちですが、そんなに病んでる訳ではないです。先日の脳波検査の結果はいまいちだったけれど。
それにしても検査やら通院やらお金がかかって困ったもの。病人を続けるのもなかなか大変ですよ。
最新頁に『お知らせ』を書いた通り、お絵描きに勤しんでおる訳ですが、新しい職場もなかなか忙しく、いい具合に遅れが見られます。
作業時間の長さが仕事の多さ故なのか、自分の作業能率が悪い所為なのかが判然としません。その辺の指標が見えてこないと、自分の『値段』を見極められなくてどうしたものかと。
高い給料が欲しい、という訳ではなくて(いや、高い給料は欲しいけど)、『適正価格』で働きたい、という話です。
ま、『適正』という概念自体が多少怪しげだったりもするんですが。
§ カオティックキッチン
久し振りに、というか、引っ越してから初めて、仕舞いっ放しだった中華鍋を引っ張り出して作るのはペペロンチーノ。束子で擦って火に掛けて、引くのはグレープシードオイル。
休日は1食で済ませたりしがちなので、必然的に1回の食事の量が増えるのだけれど、今あるフライパンだとそれには一寸小さいな、と思っていたので。煮詰まった状態からの逃避も兼ねて気分転換にスパゲティを茹でてみたりもする。玉葱と人参を適当に切って、油を熱したら鷹の爪と乾燥大蒜のスライスを放り込む。
うわ火の通り早っ。
予想外の熱効率の良さに軽くおののきつつ調理。手際が悪いのでよく火が通る鍋は向いてないかも。
で、塩振ってコンビーフ突っ込んで、茹だったスパゲティを湯から上げて具と絡めて……気付くと塩の容器が行方不明。我が家はカオスなので、家の中で失くしものぐらいは普通にありますが(こないだもピアス落として行方不明のままだし)、料理中に塩を失くすってどういうことですか。
遂に本格的な健忘か、と思われたものの、床をかき分けたら(*1)見付かったので一安心。
ついでに空になったタバスコの小壜とかも見付かったりしたけど、あまり気にしないことに。
基底現実にも検索機能とか付かないかなあ。床一面に散乱した本を見るにつけ、そう思う(片付けようとは思わないらしい)。
§ チョコレイトコーティング義理人情
少し前の話。当日に更新しようと思ってて途中で力尽きた記事に加筆。
ウァレンティヌスの記念日に職場でチョコレイトを頂いた。義理だろうと何だろうと食べ物を貰えるのは嬉しい。望むらくは見返りを求められないことだが、まあ現実世界というものは理想状態にある訳ではないので、その辺は適当に対処するしか。
ただ、例えばこう、女の子同士でチョコレイト交換してキャッキャウフフとかね、そういうのの中に入れない自分を発見してなんだか多少もやもやっとしてみたり。自分が男性であることに対して特段の違和や抵抗を感じたりはしないものの、当たり前のように性別に付随してくる諸々はやっぱり鬱陶しくて、「当たり前のよう」だから手強くて困る。
取り敢えず、来年は自分から誰かにあげる方向で考えてみるか。「他人にものをあげる」というのは苦手なんだけど、この辺で貰いっ放し人生を脱却、という感じで。
……忘れそうだけど。
02-12-2007 (月)
§ 日々
気付けば2月も中旬。いろいろと追い詰められつつ。まあ適当に最近の出来事など。
サイト全体のソースコードをほんとにどうにかしたい。特に画像サイトの方は全部構造から作り直したい。現状は一寸酷いと思うので。
まあ、お絵描きが一段落したら、というところで。
§ レース磁器人形
妹と一緒にさかもとえつこ氏という人の磁器レースドール展示を観に。前日に声をかけてみて「何時頃になる?」と訊かれたので「やー……わっかんないけど、お昼じゃ早すぎるし、2時頃?」などと答えたものの、紆余曲折を経て(僕の遅刻とも云う)待ち合わせは4時頃に。やれやれだ(お前が云うな)。
レースドールとは、正しくは『レース・ドレーピング・ドール』と称するらしいのだが、レースの布に磁器土を染み込ませ、それを高温で焼成することにより、謂わば『芯』であるレースは燃えて無くなり、レースの形で磁器が残る、その手法を用いて磁器人形の服などを作ったもの、だそうだ(詳細は上記さかもと氏のサイトを参照されたい)。一見すると磁器とは信じ難い『布』の部分の表現はなかなか感動もの。展覧会では作者ご自身に制作過程の話などを聞くこともでき、非常に興味深く。
結局、丁寧な仕事が大事だよな、などと。己を振り返りつつ。
§ 髪色
皮膚の状態が多少安定してきたので、久々に髪に色を乗せてみた。斑のある感じで、金髪と青灰色の混じりっ毛っぽく。
で、バイト先で「青黴?」とか云われたりするのだけれど。くそう。
§ シリアルとサンフランシスコの月
シスコーンを食べる度に『太陽とシスコムーン』という言葉を浮かべてしまう自分の脳味噌を改造したい。
あと、隙あらばサトームセンの歌を脳内で流す癖もどうにかして欲しい。いやどうにかするのは自分だけど。
02-01-2007 (木)
§ 光陰
書きたいことを書けずに悩んだり書かずに忘れたりしているうちに2月。
サイト再構築とか、そんなことを考えていた時期もあったような気もしたりしなかったり。
§ 期間限定ファントム
何度か書いたけれど、年末年始にアトピーが劇的に悪化して、顔面の皮膚の状態がそれはもう酷いことになっていた。広範囲に糜爛が生じたり、瞼が腫れてただでさえあまり大きくない目が更に細くなってしまったり、痒みなどの症状だけでなく、容貌もかなり変わっていたと思う。それこそ『オペラ座の怪人』気分。特に才能とかは無くて、容姿のみだけれど。文字通り「皮一枚」で人の顔というのは随分と「醜く(*1)」なるものだな、と実感した次第。逆に云えば容貌というのが如何に「皮一枚」に依存しているか、という話。
で、「醜く」なった自分を見た時に、元々の容貌があまり秀でていなくて(*2)良かったな、などとふと思ってみたり。元が大したものではないから崩れたところでダメージが少ない、という理由で。いつでもしっかり後ろ向き。
取り敢えず今はどうにかましになってきたところ。所詮土台は知れたものとはいえやはりキレイな肌には憧れるもの。「皮一枚」の効果を実感しただけに尚更。
でも不摂生。